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Q 意気揚々と起業したものの、思うように売り上げが伸びない。当初の資金も底をついてしまって、運転資金も不足している。いよいよ融資を受けざるを得ないけど、取引銀行に申し込むにも、まだ馴染みが薄くて敷居が高いのだが・・・。

A融資を受けるにあたって銀行などから借り入れるほかには、一般的に国民生活金融公庫から借りることが良く知られています。

これまでの取引実績がないと、銀行や信用金庫から借り入れることが困難なことに比べて、国民生活金融公庫からの借り入れは、

(1)「基本的な融資の条件を満たしていること」
(2)「事業計画がしっかりとできていること」
(3)「必要な書類を用意することができること」

などの要件を満たしていれば、初めてでも融資を受けることは十分可能です。

特に、小さな会社にとって利用しやすい国民生活金融公庫からの借り入れについて、みてみましょう。
小口の現金を早期に貸し出すことが、基本的な姿勢です。


<国民生活金融公庫に申し込むときの必要書類等>

個人事業 法人事業
直近2期分の申告決算書 法人登記簿謄本(履歴事項全部証明書)直近2期分の決算書直近の試算表(決算後、6ヶ月以上経過または事業開始後まもなく最初の決算を迎えていない場合)
*設備資金を申し込む場合 ・・・ 見積書
これから創業するか創業後間もないケース ・・・ 開業計画書

 

次に、市中銀行から資金を借り入れる場合はどうでしょうか?

小規模の会社が市中銀行から資金調達をする場合、「信用保証協会」の保証を前提に融資を申し込むケースが多いようです。

借り入れを申し込む際に、提出する書類は、国民生活金融公庫とほぼ同様ですが、他に納税証明書なども必要とされます。開業間もない会社にとっては、融資をうけたらきちんと返済を行い、銀行からの信用を確実に積み上げて、イザという時に利用しやすい関係を築いておくことが重要になります。

<市中銀行からの借り入れ>


さらに、これら金融機関からの融資のほかに経済産業省・中小企業庁が管轄する低利の融資制度、補助金、助成金も多種あります。

「中小企業経営革新支援法」に基づく中小企業技術革新制度(SBIR)が創設されたことにより、その種類と範囲も拡がっています。

これらは、主として

◆小規模企業を創業する
◆新たな事業計画を持っている
◆経営改善・経営革新に取り組んでいる
◆ビジネスモデルを持っている
◆新規事業の開発に取り組んでいる

ことなどに対して、小さな会社を支援することをねらいとしていますので、その目的に一致すれば、申請を検討してみることをお勧めします。

問合せ先および申請先は、中小企業金融公庫、国民生活金融公庫、経済産業局中小企業担当課、各都道府県窓口など、その種類により様々です。

また、ほとんど毎年改正があり、新規に設けられる制度もありますので、最新の情報を入手して、利用しましょう。

 

《貸付・融資制度》

  • 小規模企業設備資金貸付制度
  • 設備貸与制度
  • 売掛債権担保融資保証制度
  • 新創業融資制度
  • 中小企業投資育成株式会社による投資制度
  • 企業再建資金制度
  • 新事業育成資金制度
  • 第三者保証人等を不要とする融資
  • 担保の全部又は一部を不要とする融資制度
  • 中小企業基盤整備機構による債務保証制度
  • 新たな事業活動を支援する融資制度
  • 企業活力強化資金(新産業創造戦略関連)
  • 防災設備整備融資制度
  • 環境対策資金(アスベスト関連)
  • 中心市街地に対する税制支援措置・低融資制度

 

《補助金・助成金制度》

  • (財)中小企業ベンチャー振興基金による試作品開発助成金
  • 物流効率化推進事業費補助金 *地域新規産業創造技術開発費補助金
  • スタートアップ支援事業(中小企業・ベンチャー挑戦支援事業)に係る補助金
  • 福祉用具実用化開発費助成金
  • 産業技術実用化開発費助成金
  • 地域新生コンソーシアム研究開発制度
  • 中小商業ビジネスモデル連携支援事業補助金
  • 中小企業戦略的IT化促進事業に係る補助金
  • 中小企業団体中央会による助成事業
  • 新連携対策事業に係る補助金
  • 中小企業技術革新成果事業化促進事業に係る補助金
  • 中小企業知的財産権保護対象事業に係る補助金
  • 戦略的基盤技術高度化支援事業
  • 少子高齢化等対応中小商業活性化支援事業
  • 中小企業新事業活動促進法に基づく支援
  • 中小モノづくり高度化法に基づく支援

    (上記は平成18年度)

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