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Q ここ数年、ようやく事業も安定して、新規事業に手を広げようと思っている。派遣会社の経営に興味があるが、労働者派遣事業とは、一体どういうものかその仕組みを教えてください。

A近頃、正社員の割合が徐々に増加してきたとはいえ、非正社員である派遣社員を活用している会社の比率は依然として高く、そのニーズは見のがせません。

そこで、派遣事業の仕組みを説明します。
《労働者派遣事業》とは、ある会社(個人)が雇用する社員を他の会社(個人)の指揮命令を受けて、他の会社(個人)のために業務を行うことをいいます。この「ある会社(個人)」を「派遣元事業主」、「他の会社(個人)」を「派遣先」といいます。
この関係を図にすると次のようになります。

労働者派遣事業と似ていますが、労働者を他の会社(個人)において業務をさせる形態に《請負事業》があります。
これを図にすると次のようになります。

請負とは、<労働の結果としての仕事の完成を目的>とするものです。
ある仕事を注文主の指図を受けずに、完成させるのが請負となります。

派遣事業と請負事業の大きな違いは、[図A]と[図B]をご覧いただければわかるように、他の会社と労働者の間に指揮命令関係があるかどうかになります。
(参考:「労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準」)

この違いを深く認識せずに事業を進めると法令に抵触する恐れがあります。派遣事業を開始するにあたっては、許可または届出が必要ですが、業務請負事業を開始するについては、特に許可・届出は必要ありません。
また、「労働者派遣事業」は「労働者派遣法」の適用を受けますが、平成16年の法改正から、派遣先業務の拡大が図られているものの、様々な規制がありますので、注意が必要です。

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