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Vol.01 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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◆Today's Contents
→1◇税務ニュース
→2◇Today's Collum
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◇税務ニュース━━━━━━━━━━・・・・・・

<<消費税増税に向けた歳出削減のターゲットは診療報酬>>

財務大臣の諮問機関である「財政制度審議会」が、今年9月28日
に合同会議を開き、平成18年度予算についての本格的な議論を
スタートさせました。今回の予算編成は、来年9月に退陣する小
泉首相にとって最後の予算編成となるものであり、「ポスト小
泉」が十中八九着手することが予測される「消費税増税」に先立
って、徹底した歳出削減を行うことが求められている予算編成で
す。

今回の予算編成で歳出削減のターゲットとなっているのは、社会
保障費、国家公務員人件費の2つです。このうち、社会保障費の
歳出削減では、政府が医療機関の収入源であり医療行為の単価と
なる診療報酬について、来年度の改定で大幅に引き下げる方針を
示しています。

高齢化進展により自動的に右肩上がりで増えつづけていく医療費。
従来の診療報酬改定では、薬価(医薬品の単価)や医療材料費な
どの引下げはあっても、検査、手術などの技術料本体が引き下げ
られることはありませんでした。技術料本体の引下げは平成14年
度改定で初めて着手されましたが(1.3%ダウン)、来年度改定
ではこの幅を上回るマイナス改定になることが予想されています。
まさに「聖域なき歳出削減」を地で行く方針です。

政府と財務省が、診療報酬改定でここまで強気に出ているのは、
先の総選挙で医療業界の既得権を守っていた厚生族を壊滅に追い
込んだためです。厚生族のドンであった橋本龍太郎元首相は引退、
旧橋本派も郵政民営化法案に造反した議員が離党するなど、派閥
の体を成していない状態にあります。また、旧堀内派の有力厚生
族である丹羽雄哉元厚生大臣も派内をまとめきれず、党内での影
響力は低下する一方で、族議員として執行部に対抗するだけのパ
ワーがないのが実情です。

こうした自民党内の状況を見る限り、診療報酬の大マイナス改定
は、当初構想通り実現する公算が高いものと思われます。そして、
この聖域なき歳出削減が実現した後に、「これだけ歳出削減をし
たのだから、消費税を増税するのは仕方がない」とばかりに、消
費税増税に向けた動きが加速することは間違いないでしょう。

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◇Today's Collum━━━━━━━━━━・・・・・・

<<マネープランの考え方2>>

「マネープラン」の各論に入る前に、改めてその前段を確認し
ておきたいと思います。

誰もが長寿社会と向き合い、長くなった人生を有意義なものに
したいと切望しています。その一方で「少子高齢社会」の現実
は、「高コスト社会」であるという側面を持ち合わせておりま
す。よって財政に深刻は影響を及ぼすことは、不可避の現実で
す。現状の財政赤字までを含めた、潜在的国民負担率は、実に
45%にものぼります。増税、社会保険料の上昇という形で、孫
の代にまでツケを回さざるを得ない状況であります。

なぜこれほどまでに財政赤字が膨張してしまったのでしょうか?
理由の一つは、一定の年齢に達したら、皆一律弱者であるとす
る前提が、多くの制度を硬直化させているからです。又そのこ
とによる既得権意識がさらなる硬直化を助長しています。

まずは、あるべき現実の姿からかけはなれた現実を、本気で直
視することがなによりも大事です。そのことによって、社会保
障問題を他力に頼るのではなく、自助によって問題解決を図ろ
うとする気概に導くことが重要なのです。まさに、その気概を
具体化することを通して得られる精神的極みが「自己実現」で
す。又その具現化という視点が、前述の「キャリアプラン」に
引き続き、今回からの「マネープラン」と位置づけていただけ
ればと思います。

かつて政府は国民のために、景気対策として何度となく、いわ
ゆる「財政出動」を重ねてきました。途上期には、概ね国の発
展に寄与した政策です。今度は自身の為、そして国家の為に疲
弊した政府に代わり、一般的に意欲面、金銭面、体力面で確か
な自力を身につけている我々個人が、いわば逆「財政出動」を
すべき状況にあるということではないでしょうか?

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