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経営者に必要な会計知識って何だろう?
会計とは?
「会社で行なわれる日常取引を、誰もが分かるように定められた規則に従って、数字という形に置き換えて表わしたもの」です。
会計は何のために行なうのか?
日常取引を項目ごとに整理し、それぞれの項目ごとに数字を集計したものを、会社の経営判断情報(企業内の情報)として経営者に提供することが大きな目的です。
多くの中小企業経営者が思い込んでいるのは「会計の認識のズレ」。誰もが「必要ではない」とは思っていませんが、「本当に大切である」とも思っていないのが、ほとんどの中小企業経営者の認識です。
では、何故「大切である」という認識が持てていないのでしょうか?これには幾つかの事柄が挙げられます。
- 「数字は細かいので面倒だ」「わからない」と、最初から決めつけている。
- 「専門的な事柄なので、自分には難しい」と、先入観を持ち続けている。
- 「自分は経理ではないから、知らなくても良い」
- 「売上を上げることが先決で、経理数字と売上とは無関係」と思い込んでいる。
このような事から、認識のズレに陥りやすくなります。会計アレルギーであると自分で勝手に判断していませんか?
これらの言葉をよく見ると、いずれも前向きに捉えた言葉とは言えないですよね?よく耳にする言葉で「数字に弱い」「得意じゃない」と言われますが、もしそうであるならば事業を興すことはできないはずです。
事業は、資金を使って他の企業や個人と商品やサービスの取引を行なうことです。「会計は、その資金の動きを項目別に分類して整理する」所謂、お金の流れを明確に表わしてくれるもの、と考えましょう。
そして、その整理方法が一定の決められた手順(方法)によってなされていると思えば良いのです。
例えば、物を作る場合には、必要な材料や作る順序ややり方などが決まっています。営業をするにも、アプローチからクローズまでの段階を踏むことと同じことです。分野が違えば、それぞれのやり方があるのです。
会計の位置付け(優先順位)・役割とは?
会計処理は、取引が行なわれたものを記録する結果を表わすものですが、結果を処理すると言っても、優先順位が後ろという訳ではありません。
なぜなら、将来の経営判断(仕入・製造・販売戦略など)に必要な企業内の「重要な情報」であるからです。
会計処理によって見えてくるものは、言うまでも無く会社の「現状」です。実行した結果、良かったのか、悪かったのか、という本当の姿が数値として表れます。
考え方や思いは、人それぞれによって度合いが異なりますが、数字は誰がみても同じものを示します。これらをしっかり受け止めていくことが基本です。
ただし、会計数値として表れないものとして、人材・将来の市場動向などがありますので、数値にこれらの要素を加味することが大切です。
会計を意識するのか、しないのか。短期間では大きな違いは現れないかも知れませんが、半年・1年あるいは長期に渡ると、意識していることによってその後の動きも違ってきます。
今までおろそかにされていた、不足していたと思われましたら、ぜひ、修正して事業に活かせる形に作り上げましょう。


