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HOME経営者お役立ちバイブル1/4は捨てなさい!

1/4は捨てなさい!

「この変化の激しい時代に生き残れる会社は、変化に強い会社である。」これは、身体の大きく力の強かった恐竜が、変化に弱かったために生き残れなかったというように、チャールズ・ダーウィンの進化論でも論証されていることです。時代の流れとともに変わっていくいろいろなことを素直に学んでいく姿勢が、変化に対応するために大切といえるでしょう。ですから、次のような会社は典型的な倒産予備軍ではないでしょうか。特定の顧客1社に対して5割以上を販売している会社、ある商品で5割以上の売上を占めている会社です。

日産自動車の例を参考にすると、カルロス・ゴーン氏が社長に就任して下請けをバッサバッサと切りました。しかし、そういう事例はどのようは業界にも有りうることです。新商品、新技術が入ってきたり、低賃金を求めて海外へ生産が移ったりと状況が急速に変わっていく中で、5割同じ会社、5割同じ商品でやっていく会社が生き残れるという保証はまったくありません。現状でいいんだと思った途端に会社は終わりだといえるでしょう。

育てる 攻める
捨てる 守る

 

永遠に同じ会社、同じ商品で事業環境が変わらないという保証があれば別ですが、そんなことはありえないのです。

では、強い会社、生き残れる会社とはいったいどのような会社でしょうか。それは会社を取り巻く環境の変化に対応して毎年1/4以上変化しいている会社、または成長している会社ではないでしょうか。

例えば社員の問題で考えて見ましょう。何年も社員の出入りがなくて「うちは社員の定着率がいいんだ」と喜んでいる経営者がいるとします。しかし、これはよく調べてみると、他社に行ける能力を持っている社員がいないだけという場合が多いのです。転職する能力もない社員が会社に留まっていても仕方がありません。単に定着率がいいというのは、社員が満足して喜んで仕事をしていて、ほかの会社の移りたくないと思っている場合のことですから、きちんとした分析を行わなければ、その数字は単なる経営者の自己満足になってしまいます。

よく言われるものに「2・6・2の法則」というものがあります。これはどんな集団でも2割は優秀、6割は普通、2割はダメだという法則のことです。このダメな2割に辞めてもらったとしても、残った社員のなかに「2・6・2」の法則に従って、優秀・普通・ダメな社員が出来てしまいます。常にダメな社員が20%いるということです。この法則に基づいて、毎年ダメな社員、ダメな商品が20%ずつ落ち、良い社員、良い商品が20%ずつ出てくるような会社が、本当に強い会社になるのではないでしょうか。商品の一品依存はダメです。現在100の商品を扱っているとすれば、そのうちの25の商品はもう衰退商品です。ですから25は新しいものを作っていく必要があるのです。1/4を捨て続けることによって、常に新しい人や新しい商品が会社のなかを行き来します。それが時代の変化にあった対応であれば、会社は存在し続けるのです。これは人や商品だけでなく、得意先や自社の店舗などの立地を見直すことにもあてはまることです。

自分の会社の「商品」、「人」、「得意先」、「立地」について、捨てるものはないか検討してみてください。必ず捨てるものはあるはずです、捨てるものがない会社には、新しいものは入れられません。新しいものは生まれないのです。まずは捨てることから始めましょう。

 

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