HOME > 経営者お役立ちバイブル > 経営計画のある会社とない会社は『1.56倍』経常利益の差が出る
経営計画のある会社とない会社は『1.56倍』経常利益の差が出る
(1) 何故経営計画が必要なのか?
- 経営計画書は社長・幹部のするべき仕事を知り、増収増益の具体的な方法を知るために必要不可欠のものである。
- 社長幹部の、経営に対する気づきを促進し、その責任の重要性や役割を自覚させる最良の方法である。単なる精神論で経営は語れない。
- 経営計画書は、社長幹部の経営に対する意思や決断を迫るものである。
明確な経営計画をもたない社長や幹部は、組織においての存在価値はゼロである。単なるワーカーとして働くべきだ。 - 経営計画書は、全社員さんの意識改革を促進し、商品の革新を行わせ、経営の方法の変革を起こさせ、新市場の開拓や増客を促進する。
イ.経営環境の変化
今までの常識が非常識になる時代、この環境変化に対応した経営、過去の数字や分析にとらわれずに時代の変化に対応した経営計画の策定が会社存続のポイントとなる。
社長の責任とは「会社を絶対につぶさないこと」「会社を継続させること」
ロ.方向性を示す
経営者は「5年後の会社の姿」を具体的に、明瞭に語れなくてはならない。
まず、経営者自身が会社のビジョンを示さない限り、会社の展望も見えてこないし、そこで働く従業員も夢を持ちようがありません。
ハ. 心を一つにする
会社は経営者だけのものではない。一人一人の価値観もちがう。価値観の違う人が勝手に船を漕ぎ出すと方向性が定まらず、転覆してしまうかもしれない。荒波のときこそ船長たる社長は全員に対し的確な指示を出す必要がある。社員のみんなが同じ目標を持ち同じ方向に向かってそれぞれの役割をはっきり分担しながら進んでいくようにしていかなくてはならない。それが経営計画です。
ニ.. 共有化する
経営計画書があれば全員が同じ目標に向かって進んでいくことができる。道を踏み外す危険性も少なくなる。しかし、社長が計画を作りこれをやれ、というのでは計画を実行する力は半減してしまう。押し付けではなく自らが進んで実行してこそ大きな成果に結びつくものである。従って計画を策定する際は社員を巻き込み参加させることが重要である。経営計画の策定を通じて会社の社風が変わったケースは数多くある。また、社員全員が経営に対し積極的になっていく、そういう会社を目指していきたいものです。
経営学の大家である一倉定氏は「社長の仕事とは、環境を整えること、お客様を訪問すること、経営計画を立てること」と述べていますように、経営計画は経営者自らが行わなければならない仕事のひとつであることを再確認してください。
「先が見えないから計画などムダ」ではなく「先が見えないからこそ会社の進路をはっきりさせる」ために是非、経営計画の策定をご一考ください。


