仕事で欠かせない「メンタルの強さ」

仕事で成果を挙げるために、一番大切なものはなんだと思いますか。
コミュニケーションスキル、もしくは頭の良さでしょうか。
確かにスキルや知識は必要ですが、前提として不可欠なのはメンタルの強さではないでしょうか。
メンタルが強い人というと、プロのアスリートを思い浮かべる人が多いかと思います。
大切な試合や大きな大会に臨む際、メンタルが強い選手は実力以上の力を発揮し、良い成績を収めます。
一方、実力は十分でもメンタルが弱い選手は、本番のプレッシャーに負けてしまうため、本来の力を出せずに敗退してしまいます。
結果を出せるアスリートと同様に、ここぞというときにメンタルを強く保てる人は、仕事で実力以上のパフォーマンスを発揮できるのです。

メンタルが弱い人は、ミスをしたときや、人間関係などでトラブルが起きた際、問題を大きくしがちです。
たとえば、小さなミスを上司や先輩に指摘された場合、メンタルが強い人は、反省はしても自責はせず、次はミスをしないように意識します。
気持ちを早く切り替えらえるため、そのミスがその後に影響することがありません。
しかし、メンタルが弱い人の場合は、ミスした自分を悔やみ、上司や先輩から指摘されたことをクヨクヨ考え、引きずり続ける傾向にあります。
結果、業務に集中できなくなったり、委縮して同じミスを犯したりして、余計に問題を大きくしてしまうのです。
それだけでなく、メンタルが弱い人は、傷つきやすく集団になじむのにも苦労します。
とはいえ、企業や組織で働く場合、多かれ少なかれ人間関係のトラブルや何らかの問題には遭遇するもの。
仕事の中で、傷ついたり悩んだりすることは、誰にでもあります。
そんな状況に左右されやすいのなら、メンタルを少しでも鍛える意識を持つことが大切です。
そもそもメンタルが強い人とは、傷つかない人ではありません。
傷ついても、すぐに立ち直り、切り替えが上手な人です。
マインドの持ち方や切り替え方法は、継続的に意識改善を行い、鍛えることで変えることが可能です。
ぜひメンタルを鍛える方法を知り、状況に左右されない強い自分を育てましょう。